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ふすま材料のコーディネイト例

ふすまのグレ-ドや価格は何で決まるのでしょうか?

ふすまの価格は、(1)材料(2)加工方法(3)現場への建て合わせ方法によって決まります。
ここでは意匠的に納得のいくふすまを選ぶために、ふすまの材料を中心にまとめてみます。

ふすまの材料は、主に(1)ふすま下地(2)ふすま紙(3)ふすま椽(4)引手から構成されておりますが、それぞれ一般的なものから高級品まで多くのアイテムがあります。

新しいふすまを作るとき、何から決めればよいのでしょうか?

(1)まず、ふすま紙を決めましょう。
ふすまの意匠で一番重要な役割を果たしているのは、ふすま紙です。
沢山のカタログが用意しています。素材では、鳥の子紙や織物、
また意匠的には無地ものや裾ガラ・総模様、伝統的なものからクロス調のものなど数多くのアイテムがあります。好健康や汚れ防止などの機能をもったふすま紙もあります。

(2)次に下地を決めましょう。
下地はふすまの表面からは見えませんが、ふすまの耐久性や機能や風合いに大きな違いがあります。和ふすまならどの部材にでも対応できますが、下地によってはせっかく選んだ縁や引き手の使用が限定される場合があるので注意が必要です。

(3)それから、予算に合わせて縁と引き手を選びます。
縁には、カシュウ塗りやうるし塗り、また色付けや木地縁など、樹種や色、塗料によって沢山あります。
また引き手にも材質が銅製・真鍮製・鉄製・木製・陶器製等があり、色も形も豊富にあります。
● 床天袋・地袋用
● 描き絵
● 家紋型押し
● 伝統織物 本芭蕉・本葛布
● 本金加工
● 金・銀細工